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 のだ初・トップページ > コンテスト・トップページ > 「第1回コンテスト」エピソード部門・受賞作品
エピソード部門・受賞作品
エピソード部門は、たまごかけごはんにまつわる思い出・エピソードを募集して、感動・笑いなどを与えてくれた作品に賞を送ります。
エピソード部門 大賞 受賞者 K.Hさん(岡山県)
賞品 「にわとりオーナー権」
当社直営農場のにわとりのオーナーになっていただき、産み初めから終わりまでのたまごと観察日記を定期的にお届けします。
「願かけ・たまごごはん 」

「今日は、一番になれるからな!」
運動会の朝。
お母ちゃんが力強く言いながら食卓で「ウォンウォン」と泣く小学2年生の私の目の前に並べたのは、生たまごと湯気の上がったアツアツごはん。

走ると、ビリ。飛ぶと、こける。踊りは、テンポずれ。
数日前から「大雨になれ!」と、てるてる坊主をひっくり返して窓にぶら下げていたのに、スコーンと快晴の運動会日和。
「行きたくない」と、わめいていた私。
「これはな、作り方はフツーのたまごかけごはんじゃけど、本当はな、ひとつだけ願いがかなうひみつの願かけごはんなんよ。お母ちゃんもおばあちゃんから教えてもろうたんよ」
と、私をのぞき込んで優しく言った。
「ひみつ? ひとつ? がんかけ?」
気を引くキーワードに、涙でむくんだ顔を上げた。
お母ちゃんは「待ってました」とばかりに、手際よく器に卵を割り、黄身がぷっくりもちあがった真ん中へだし入り醤油を数滴たらしてクルクルと混ぜた。
「さぁ、これからおまじないの始まり、始まり。よーく、ご覧あれ」
と、ニコニコして短冊型味つけ海苔5枚入りのセロファン袋を破り、1枚をごはんの上にのせた。
その黒い短冊に『かけっこいちばん』と、たまごを混ぜたお箸の先にたまご汁を付けては黄金色の文字を書く。
それから、願いを書いた短冊をよけるように、たまご汁をごはんにぐるりとかけた。
たまご汁はあついごはんにじんわりとしみ込みながら、所々が半熟になった。ごはんも黄金色のトロトロに変身、熱が加わったたまごの甘い香りが広がる。あぁ、なんて幸せな香り!
「さぁ、海苔でごはんを巻いて召し上がれ」
お母ちゃんが私の背中をなでながら言った。私は涙を手でふいて『かけっこいちばん』とたまご汁で書いた海苔で巻いて一口。
2枚目の無地の海苔で、もう一口。さっきまで苦悩でごはんが一粒ものどを通りそうになかったのに、たまご汁でトローリと変身したごはんはスルリスルリと胃袋へ収まり、心まで満たしてゆく。
まさに、お母ちゃんのたまごかけごはんマジック。おいしいものを食べると、人は力が湧いてくるらしい。
かけっこで一番にはなれなかったけれど、登校する足取りは「たまごかけごはん=願かけごはん」を食べたという安心感が背中を後押ししてくれた。

以来、緊張でごはんがのどを通りそうにないテストの朝には「平常心」、デートの朝には「愛」、結婚式の朝には『永遠』、妊娠中には「安産」など、願かけたまごごはんを食べては、心身に栄養を与えてくれたパワフルごはんだ。シンプルなのに、黄金力がある健康ごはん。そして、どんなに気分が沈んだり、揺れていても、スッスッとのどごし良く入ってきて、満腹と満足を授けてくれる魔法ごはん。
たまごの味を直に味わいつつ、最近の願かけは「無病息災」グローバル化。テレビニュースを見て「世界平和」、天災の後は「無病息災」、祖父を見舞い「長生き」。娘たちもなにやらひそかに願いをかけているらしい。我が家秘伝のたまごごはん。世界中の幸せを叶える願かけ・たまごごはんになることを今朝も祈って食べる。
ぶったま賞 受賞者 W.Yさん(青森県) 賞品「ぶったまごはんギフトM」
今はもう、18歳になった息子の小学生の時の授業参観日の事です。
何の授業であったのか、おそらく家庭科か何かだったのでは?
先生が子供たちに「大好きな食べ物は何ですか?」「嫌いな食べ物は何ですか?」
さまざまな質問に子供たちは「唐揚げ!」「ケーキ!」「人参!」などと張り切って答えていきます。
「じゃ、お母さんの作る料理で何が一番美味しいですか?」この質問に、ウチの息子が答える事になりました。
「カレー?ドーナッツ?」チョッピリ料理自慢の私は、なんと答えるのだろうとニコニコ見つめていると、息子の答えはなんと「卵をかけたご飯!」他のお母さん方がいっせいに笑い出しました。
「えっ!他にも色々作っているじゃない!なんで?」
私が手間隙かけて作る料理より、息子にとっては卵に醤油をたらした卵かけご飯が何よりのご馳走だったんですね。
ぶったま賞 受賞者 S.Nさん(愛知県) 賞品「ぶったまごはんギフトM」
留学のためイギリスにやって来て1ヶ月。ホームシックにもならず毎日充実した生活を送っていた。
しかし、ある朝‥なんだかむしょーに卵かけご飯が食べたくてしょうがなくなった!
‥でも、「外国では生卵なんて食べたらダメよ」と母から来る直前に言われた言葉が頭の中でぐるぐるぐるぐるお腹がグルル‥
えーい食べてしまえー!!
ご飯の熱で卵に火が通ったと自分に言い聞かせて、もぐもぐごくん‥
「日本に帰りたい」とその時初めて感じてしまった。
その日の午後、おや?お腹が締め付けられるように感じた。
しかしその後お腹を下すことも無く、今では癖になり毎日もぐもぐ‥幸せ。
「やっぱり日本人の朝と言ったら卵かけご飯だよね!」とここに来て日本の良さに気付かせてもらった。
少々の腹痛よりもうまい飯!そんなことを感じさせてくれる黄身&白身よ、これからもよろしく。
特別賞 24名 賞品「ぶったまごはんギフトS」
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